【油分フリーのマスカラで“パンダ目”は防げる?】

メイクの悩みNo.1!? “パンダ目”にさようなら


メイク中に最も避けたいトラブルのひとつ、“パンダ目”。これは、マスカラなどのアイメイクが目の下ににじみ、まるでパンダのような影ができてしまう現象です。この記事では、「油分フリーのマスカラ」がこの問題を防ぐ手助けになるのか、検証してみます。


■ なぜ“油分フリー”のマスカラを選ぶの?


近年、美容業界ではオイルを取り入れた製品が主流になってきましたが、マスカラに関しては話が別。以下のような理由から、油分フリーのマスカラが注目されています。


まつげエクステやつけまつげとの相性

 オイルは接着剤を弱める可能性があるため、まつエクユーザーには油分フリーが◎。


目元が敏感な方に

 オイル入りのマスカラは、目元の刺激になりやすい場合があります。


塗りやすく、落としやすい

 頑固なマスカラの落とし残しや摩擦による肌トラブルを避けたい方にもおすすめ。


シンプルなクレンジングが可能

 通常のメイク落としで簡単に落とせるため、肌への負担を軽減できます。


■ オイル入りマスカラが“悪”なわけではない


オイル=悪ではありません。カスターオイルやアマニ油などの植物オイルは、まつげのうるおいやしなやかさを保つのに役立つ整肌成分として使用されることもあります。


たとえば、100% PUREの「マラクジャマスカラ」にはマラクジャオイルが配合されており、まつげにうるおいとハリ感を与えます。ただし、下まつげや目の下の皮膚にオイルが触れると、にじみの原因になることも。


■ “パンダ目”になる本当の理由


マスカラのにじみには、以下のような要因も関係しています:


下まつげへの塗布

 目の下の皮膚は動きが多く、オイルや汗の影響を受けやすいため、にじみやすい箇所です。


皮脂分泌や摩擦

 目の周りの皮脂とマスカラの成分が混ざることで、化粧が崩れやすくなります。


肌温と湿度

 体温でオイルがゆるみ、メイクが移動しやすくなることも。


■ 油分フリーマスカラは“パンダ目”を防げるのか?


結論としては、「絶対に防げる」とは言い切れませんが、にじみにくい処方の選択肢として非常に有効です。下記のようなポイントを組み合わせることで、より美しい仕上がりが期待できます。


【パンダ目を防ぐ4ステップ】


まぶたの下地を整える(プライマーまたはフェイスパウダー)

 余分な油分を吸収し、マスカラの定着力を高めます。


コンシーラーの上からパウダーでしっかりセット

 メイクアーティストのテクニック。落ちたマスカラも簡単に払えます。


油分フリーのマスカラを選ぶ

 にじみにくく、塗りやすい処方のものを選ぶのがポイント。おすすめは「ウルトラレングスニングマスカラ」。


最後にブラッシング&ブロッティング

 スクリューブラシでだまを取り除き、あぶらとり紙で軽くまぶたとまつげを押さえて仕上げます。


■ “油分フリー”をもっと活かすアイテム


マッティファイングプライマー

 皮脂やテカリを防ぎ、アイメイクの土台をしっかりキープ。


バンブーブラーパウダー

 コンシーラーやまつげの根元に軽くのせるだけで、にじみを抑えます。


ブライトアイズマスク

 目元をうるおし、ハリ感を与えることで、コンシーラーやマスカラの密着度をアップ。


■ まとめ


油分フリーのマスカラは、「パンダ目」対策として非常に有効な選択肢のひとつ。ただし、アイメイク全体の仕込みと仕上げが重要です。ベースから丁寧に仕上げることで、1日中快適で美しい目元をキープしましょう。

ブログに戻る